2016年8月16日

農業女子とお盆休み

はぁー、、、。

とうとう来週から仕事復帰となってしまいました(  ;∀;)
産む前はヤル気満々で稼ぐぞ~!とか意気込んでたのにもう2ヶ月切った頃からテンションがだださがりです。

ご飯支度も楽しく感じてきたし一歩は可愛い盛りだし、暑いし。
しかも産後の(多分その前からなんだけど)凄まじい体力低下でぎっくり腰と急性胃腸炎を2回ずつやるというなんともお恥ずかしい話です。

さて、8月に入ってからは怒濤の日々を過ごして参りました。

まずは以前から楽しみにしていた農業研修。大地の芸術祭でもお馴染みの十日町では県外からのIターンで就農した佐藤かなこさんという方の元へ。学生時代の研修で訪れた際に十日町の魅力にとりつかれ、そのまま住み移るというなんとも大胆な女性です!今は現地の方と結婚し赤ちゃんも産まれました。
その若さと行動力で、多くの活動をされていることにただただ驚きでした。それに見た目のほのぼのとした可愛さがギャップとなり、感動も倍増でした(*^^*)
元々農業をしている人達は、知識や技術があってもそれを発信していく方法がわからないのです。いいものを持っていても伝えることが苦手な人が多いような気がします。かなこさんはまさにその発信力に長けた人でした。農業というものを外から客観的に見ることが出来るのかもしれません。
私もぜひ欲しいものの1つです!

お昼は魚沼市の三輪農園さんが営むまつえんどんへ。ご夫婦揃って元料理人だけあってどれもこれも美味しいものばかり!あっという間にペロリ完食でした(笑)
美味しい昼食を頂きながら、今のスタイルに至るまでのお話や、これからの売り込み方、こだわりなどを聞かせてもらいました。

農業や地域のつながりを軸に置き、その楽しさや厳しさ、農家の想いを伝えようと活動するかなこさんに対し、三輪さんはいかに自分のスタイルを売り込み、そして着実に利益をあげ広げていくかという経営者目線で農業というものに向き合っていました。決して非難しているわけではありません。当然農家は農業で生活しているので利益を生まなくては食べていけません。

どちらも農業が好きということは同じですし、強い志を持って活動していると感じました。

一言で農家と言っても十人十色。
話を聞くだけでもとてもいい経験をさせてもらいました。

仕事が始まると平日の研修に参加するのが難しくなりますが、内容によっては裏工作で参加したいと思います‼

お盆前には恒例化しつつある集落での生き物調査を開催しました。うだるような暑さの中、網と虫かごを片手に田んぼの中をウロウロ。江の中はメダカがどんどん増えてあちこちに群れをなして泳いでいました。
まだまだ平地ではお目見え出来ない生き物が沢山いるのが現状です。
目指すはホタルが飛び交う田んぼ!

そんな中、今までに見たことがないような魚が!黒々としていて目は大きく、しゃくれた顎にはギザギザの歯Σ(゜Д゜)
招かれざる客のようです。
どうやらこいつはブラックバスではないか?という結論に至りました。外来種のなかでも厄介で最悪なやつです。
実際この辺りよりも上の沼地や池などで目撃されているそうです。そこで過去に水抜きも行われたそうですが、1度入った外来種はそう簡単にはやっつけられないもの。草花にしても生物にしても外来種ほど生き抜く力が強いものです。
しかし、これがこのまま増えてしまうと大変なことになります。なんとか打つ手が無いものか、、、。

せっかく増えつつある日本古来の生き物がこんなやつらに絶やされては悲しすぎます‼

さて、それはさておき娘はお盆は花火三昧でした。家でも親戚の家でも花火花火花火。大きいお兄ちゃんとお姉ちゃんにチヤホヤされて、もはや母の存在は頭から抜けてしまったみたいです(笑)
夏休み最終日の今日は7時半に眠りに落ちました。お疲れ様でした。