2012年5月15日

漏れに悩まされる

田植えが終わった田んぼでは、除草作業が進められています。
米作りと一言で言っても、その方法は様々。

我が家では、農薬を使用しない有機農法の田んぼと、
一般的に“減減”といわれる二通りの稲作をしています。

無農薬はその名の通り。
減減というのは、田植え後に一回だけ除草剤を使用できる作り方です。

使用できる農薬も定められているようですが、
知識不足の私にはまだ頭に?がついてしまいます。

除草作業はひとまず置いておいて、、、、、

今日は田んぼの水漏れについて。です。

田植えが終わると、その日の天候や苗の育ち具合に応じて
水の管理をしなければいけません。田んぼには水を入れる用水と、
水を落とす排水がありますが、この二か所を見てまわります。

この水の管理において、田んぼの水漏れは大きな問題です。

圃場の地質や、ネズミやもぐらの巣穴など原因は色々あるようですが
放っておくと地面が陥没するほどに\(◎o◎)/!入れたはずの水が
漏れ落ちて田んぼが乾いてしまったら大変!

これでは水がたまりません

土中に空いた隙間を土で埋めるために、まず漏れている場所を掘ります。
30㎝くらい、けっこう掘るんです

掘ったら足で強く踏みつけます。押し付けるように踏みます。

 掘った土を戻し入れます。そしてまた踏む、土、踏む、を繰り返します。

もちろんこれだけで漏れは防げません。
また何らかの原因で再び起こってしまいます。

水漏れする田んぼはだいたい決まっているみたいで、
昨年もこの作業を見た記憶があります。

一発で直ればどんなにいいことか!

こういった一見地味でなんてことない作業が大事なんだそうです。
米作りって本当に難しいです。

そういえば、頭が白かった五頭山もまもなく雪が全部溶けそうです。

雪が降るときは上から、芽吹くのは下から(^O^)
季節の移り変わりが目で見えるのもここ新潟の良いところです。

緑が増えるにつれて、緑色のカエルが増えてきました。
田ぶちのころは土色ガエルばっかりだったのに。

ひと段落したら働きづめの大将の疲れを癒しに
新緑ドライブにでも行きたいところですヽ(^。^)ノ

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