2013年10月22日
深まる秋
日々季節外れの台風の速報が流れていますが、暑さは完全に過ぎ去り過ごしやすい季節になりました。朝晩は少し寒いくらいで、二,三日前は炬燵が恋しいほどでした。
最後の大仕事臼吹きも、先週ようやく終わりをむかえました。
今年は米袋のはんこ押ししか手伝えることがなく、大将はかなりお疲れの様子。
出荷を待つお米達。こうなってしまうと夏の草取りの苦労を忘れてしまいそうです。一年はあっという間です。今年は限られた時間と天災との戦いの日々で、出来としては決して満足のいくものではなかったと思います。
ただ、不耕起栽培やラジウム水の導入など、新たな取り組みには積極的でした。稲作は一年に一度きり。良いと思うもの、そうじゃないものでも一年に一度しか取り組むことができません。
来年生産に向けて、すでに動き出しているものがこれです。
これはもみ殻です。臼吹きをすると出る、いわば米の殻。
いつもはただひたすら捨てるだけなんですが、このもみ殻に含まれる成分が土づくりにいいと、某有名農業誌に書かれていました。ちなみにここは無農薬の田んぼ。無農薬の田んぼは草取りの頻度やタイミングで出来が大きく左右されてしまいます。雑草に負けると貧弱な稲になってしまいます。そこでまずは基本となる土づくりをしようというわけです。
ま、私のような素人が下手なことを言えないので、その某有名農業誌を読んでもう少し勉強したいと思いますが(^_^;)
今年はこれから暗渠の工事もあります。水はけを良くするためだそうです。実はここにも大量のもみ殻を使用します。もみ殻ってとても優秀なようです(*^_^*)
燻炭にして畑に蒔いたりもします。これも良質な肥料になるわけです。
本来捨てるものを有効に利用する。昔は当たり前にしていたことなんだろうけど手間を考えるとなかなか難しい、、、。無理せず少しずつ取り入れていけたらと思います。
2013年10月7日
一夜明けて
10月5、6日の2日間、2年目となる青木家米作りツアー“稲刈り編”が無事に終わりました。
先週の検診でまさかの安静指示を出されたワタクシ、、、。
一時開催が危ぶまれましたが、ここにきて中止にしたくないという思いと、周囲の強力なサポートのお陰でなんなく進めることができました。
改めて、参加者の皆、水野さんファミリー、ひさしにかいじ、朝美ちゃん庄太君に感謝感謝です!
さて、無農薬のお米は毎年稲架がけしている我が家ですが、今年は連日の悪天候で稲は倒れ作業は遅れ、さらに私はいつ産気づくかわからないということで、泣く泣く断念。
春に手植えをした田んぼの7割方を機械刈りにして、残りは手刈りという判断に至りました。
半分以上が昨年の稲刈り経験者ということもあり、こちらも安心して取り組めました。
作業はまずもみ殻を運ぶところからスタート!
これから暗渠を入れる田んぼに、水はけを良くするために大量のもみ殻を入れるのですが、人手があるうちに運搬作業を片付けるのが目的です(*^^)v
借りてきた2トン車にバケツリレー方式でどんどん積み込みます。
関東の女子たち、以外にも力持ちで荷台の上の男手が間に合わないほどの勢いでもみ殻を手渡ししていきます。頼もしい光景です。
約600個ものもみ殻の袋を運んでからの手刈りはかなりの重労働(ー_ー)!!
中でも佐々木はへろへろの様子(笑)腰が引けてます。
朝も早くから行動を始めていた参加者メンバー本当にお疲れ様でした。
夜は、少人数ということもあり、家の中での宴会となりました。水野さん母娘、朝美ちゃん、公子さんが汗だくになりながら用意してくれた料理がテーブルを飾ります。
キノコ鍋、温野菜(サツマイモ・かぼちゃ・里芋・レンコン・人参)、舞茸の天ぷら、牛蒡のかき揚げ、おから入りハンバーグ、枝豆、かきのもとのお浸し、ナスの揚げ浸し、、、。
そして新米の塩むすび(^O^)
汗をかいて、ひとっ風呂浴びてからのご飯とビール!これに勝るものはないでしょう!
よく食べよく飲みよく笑う。この三拍子があるからみんながここに来てくれるんだと思います。
そして迎える側も同じ気持ちで来る人を待つんだなと改めて感じました。
私は体のこともあって一足早く寝ましたが、みんな存分に楽しめたかな?
朝起きたら、片付けまでしてあって感動いたしました(*^_^*)
2日目は収穫したばかりの新米のもち米で餅つき大会!
公子さんの実家からお嫁さんのよう子さんにも駆けつけてもらい、この時も私はのんびりと楽しませてもらいました。
最近はこの辺でも滅多にすることがない餅つき。
いい体験ができたのではないかと思います。
臼の重さはなんと45キロ!!麻ちゃんが見事に持ち上げました。
杵を持つこと自体初めてのメンバー。扱いに大苦戦!
それでも必死に餅つきをするみんな。絶対筋肉痛になると思います(^_^;)
出来たお餅はあんこときな粉で頂きました。
つきたてはそのまま食べてももち米の甘みがあって本当に美味しかったです。
残った餅は大福にして笹の葉に包み帰りのお土産に。
このあとみんなはうららの森で開催中の五頭リンピックへ。私は残ってお米の準備です。
今回も短い時間の中にいろいろと詰め込まれた濃い2日間となりました。土曜の早朝からスタートしているメンバーにとってはかなりのハードスケジュールだったと思うけど、笑い(と食べ物)の絶えない賑やかなツアーとなりました!
しばしみなさんとはお別れですが、来春、また会えるのを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
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