2018年4月1日

初めての味噌作り

いよいよ今日から新年度が始まります。
昨日から寒さが逆戻りしたようで、しまいかけの毛布を引っ張り出しました。
日差しはありますが、風が冷たく強い日でした。


昨日は毎年恒例の福島潟の葦焼きでした。




青空がどんどん黒くなっていきました


葦焼があることを忘れていた私。ベランダには布団。
慌てて入れに戻りました。少しだけ灰がかかってしまいましたが無事でした('◇')ゞ


隣の集落の建材屋さんから借りてきた重機に乗るのは長男一歩。
スポーツカーや新幹線にはほとんど興味がないのに、建機や農機などの特殊車両がとにかく大好きです。父親に似たのでしょうか(笑)


気持ちだけは一人前の二歳二か月!




ところで、三月の半ばに一回、月末に一回と、初の味噌作りに行ってきました。
普段からお世話になっているナカショクさんの紹介で、紫雲寺にある高橋農園のキンさんというおばあちゃんのお家です。
親子三代で農家を営んでいて、お米、野菜、花キと幅広い作物を栽培しています。
80歳を超えてもまだまだ現役の明るくてとっても可愛らしいキンさん。新米農家や、会社を引退した方の野菜作りの先生としても慕われているようです。


作業場は大きなガス釜や保温器、ミキシングの機械など設備もばっちり。一度に500キロの味噌を作ります。


精米したお米を洗います


全量で100キロ

麹を作る準備です。熱々のお米の粗熱を取ったら菌を混ぜます。
ここはスピード勝負なので写真を撮ってる暇がない( ;∀;)

巨大保温器。
菌を混ぜたら一日寝かせます。その間に二回撹拌します。

ガス釜。圧力で蒸し上げます。大豆はふっくらして美味しい!

出来上がった米麹。いい仕上がりです。

米麹

塩。70キロ使用します。

ベテランのお二方。かっこいい。

キンさんはもはや神々しくさえある。


作業にかかっていたので写真がまばらではありますが、とても楽しく充実した四日間でした。
いろいろな人と知り合えて、お茶のみタイムもたくさん笑いました。


最終日は、大豆と米麹と塩と水を混ぜて樽に詰めていくのですが、100キロを五回転!
それまでの三日間がそれほどきつくないのでけっこうな疲労感に襲われます(;'∀')


帰って自分の分を仕込みました。50キロを二つに分けて秋まで放置です。
新米の頃に食べられるようなので今から楽しみです。


樽に入れます。空気が入らないように。



ビニールの上に塩で押しをしたら、カビ除けのワサビ。
蓋をして紙をかぶせて紐で縛って完成です!



当初、家で作る予定でしたが、知識も経験もなく行き詰っていたところ、本当にいいタイミングで紹介してもらいました。こちらでは毎年の恒例行事なので、ぜひ来年以降も参加させてもらいたいと思います。

















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