2012年12月26日

2012.12.22

この日が何の日かというと、、、、


何を隠そう私たちの結婚式です!
挙げちゃいましたよ~ついに(●^o^●)

総勢176名の盛大なそしててんこ盛りな結婚式となりました。
最近は身内だけとかごく親しい人だけのコンパクトな式が主流の中、流れに逆らって
バブル世代か!っていうくらいのこの人数(+o+)大将の人脈の広さがうかがえました。


子供たちも大活躍!花束のお返しに待ちに待った
クリスマスプレゼントをもらって嬉しそう!


元部長の余興とあって大変なプレッシャーの中での青年部の素晴らしいカエルショー!


可愛い教え子たちの勇姿も見せていただきました!(黄色い帽子は25歳)

他にもサプライズの友人スピーチ(新郎新婦が指名)をしたり、
これまたサプライズのブーケ&ブートニアのプレゼント、
29卓全てを周る光の演出等々、、、。時間にしてなんと4時間!ひょえ~(+o+)

でも本当に瞬く間に終わってしまいました。緊張する間もなく終始笑顔でいられました。

なんというか、これぞ結婚式って感じの賑やかで華やかな良い式になったと思います(自負)
たくさんの方に祝福されて、みんなが笑顔で、最後はちょっと涙もあって、
最高の一日になりました。大将はまだ不完全燃焼っぽかったけど(^_^;)

準備期間は衝突もしたし、不安でいっぱいだったけど、
終わってみればそれもいい思い出になっちゃうから不思議です。

この先良き夫婦になれるように二人で頑張ります。

さて、2日経った一昨日。
さっそく農家の顔に戻ってトラクターを洗う大将の姿が。
雪が降る中冷たい水で一生懸命に洗っていました。


本当に米作りが好きなんだなぁと改めて感じました。
大切な農機を丁寧に洗う。道具を大事にする。心を込めて作業をする。
美味しい米作りへの第一歩かもしれません。

これから笹神は白一面の世界へと変わっていきます。

2012年12月6日

出来た出来た


今年我が家で行なった米作りツアーでTシャツをつくりました。
そのときに使ったロゴがシールになりました(●^o^●)

これからは、発送の箱に貼ったりしてうちのお米を宣伝していきたいと思います!
ま、少しずつ理想を形にしていけたらいいなと思います。

今日は雪が降って冷え込みもかなり厳しくなってきました。
そして結婚式まであと二週間とちょっと!実感がないため焦れない、、、、。
そろそろ焦って準備しないとです(^_^;)

2012年12月2日

最近の出来事と題して

早いものでもう今年も残すところあと一か月となりました。
12月は“師走”というだけあって、私も忙しい毎日を送っています。

三週間後に迫った結婚式の準備はもちろん、勤務先の工場も仕事が
立て込んでいて先週は3時間4時間の残業は当たり前というかんじでした。

大将も二週続けて柔道の大会があり、一つは富山までの遠征。
その帰りに巻のワイナリーで食事会に行くなどバタバタの毎日(+o+)
こちらも同じく本業の仕事が忙しく帰りは毎晩のように11時を軽く過ぎていました。

この食事会は、あることがきっかけでワイナリーのオーナーに
招待していただいたのですが、このワイナリーでは地元の生産者が
食材を持ち寄り、そのお料理をその家族や知人で頂くというなんとも
素敵な食事会を定期的にしているそうなんです。

我々は今回は生産者ではなくお客の立場でお呼ばれしたのですが、
大将は新たな出会いや農家さん達との話がとても刺激になった様子でした。

もちろん兼業で広い農地を管理する36歳の若手農業者に、周りの農家さんたちも
興味を持ってくれたようで、嫁である私もちゃっかり激励のお言葉を頂きました(*^^)v

お料理はどれも美味しくて、野菜を食べているという実感を強く感じれるものばかり!
忘れかけていた野菜本来の味を思い出したような気さえしました。
お酒の力もあってとても和やかで暖かい食事会でした。

巻にあるフェルミエさんでの食事会。



さてさてハウスの野菜たちはゆっくりながらもちゃんと成長しているようです。
発芽が危ぶまれたほうれん草もちゃんと芽を出してくれました(^O^)

新潟は昨日初雪にしてはちょっと大げさなくらいの雪が降りました。
今日は静かな一日で、うっすら積もった雪は消えてしまいましたが、
次はいつ降ってもおかしくない季節になりました。日が差せばハウスは暖かいけれど、
野菜は大丈夫なんでしょうか?

水をくれたら霜が降りたりしないんでしょうか?う~ん、知識不足もいいとこです(^_^;)



2012年11月15日

里へ降りてきた冬


昨日は朝から冷えるなと思っていたらとうとう山にも雪が降りました。
冬は一番強く季節を肌で感じます。

先週末予定通り野菜の種まきをしました。
これはほうれんそうの種。
ハウスの三分の一をトラクターで耕し、畝立てをしてもみ殻と鶏糞や豚糞などを撒き土づくりをします。砂地なのでうまくいくか心配。なんせ野菜は大将も私と同様初心者です(^_^;)








田んぼは田ぶちから田植えまでがものすごく大変で時間もかかるけど、畑はあっという間!
もちろん面積とか全然違うんですがそれにしても早いです(+o+)


最後に水をたっぷりかけて芽が出るのを待ちます。
今日で五日目ですがまだの様子、、、。

野菜名人の公子母さんによれば土をかけすぎではないかということです。
種が窒息してる可能性も(;_:)もう少し様子を見てみることにします!

夜の気温は4℃と、寒さが肌を刺すような日がやってきました。
私は冬生まれのせいか雪が大好き。夏の暑さよりも断然冬の寒さが好きです。
それでも毎朝起きるのは辛い(笑)


暖かいハウスの中で小さな芽が出るのを祈るとします。

2012年11月7日

立冬


季節はいよいよ冬になりました。
名峰飯豊連峰にも冠雪が見られ、日に日に寒さが増してきています。

日曜日は、作業場の掃除と機械の手入れです。
来年またしっかり働いてもらうために隅々まできれいにしてから片付けます。

乾燥機の上も
籾蔵の中も
機械の奥も
もちろん機械の下も
半年分のごみや汚れを片っ端からやっつけます!
この日はお天気も良くお掃除日和(●^o^●)
二人で全身粉まみれになりながら着々と片づけをすすめます。

もう一つ家の仕事とは別にやることがあります。
いまささかみ農協の青年部では、ハウスでの野菜作りをしているそうなんですが、
各担当の水やりがあるということでやってきました。
U35、、、大将は36歳なんですが、事務局曰く「おおむねだから!」とのこと(^_^;)


かわいい芽が出ていました!
育てている野菜は葉物がメインです。葉物は回転が速いため収穫が何度もできるのです。
米が終わってから次期までの間、ハウスでの栽培で収益が生み出されるのか!?
乞うご期待(?)
我が家でも今週末あたりハウスで試験的にやってみたいねと話しているところです。


すっかりきれいになった作業場とはしばしの間お別れです。
心なしか背中に哀愁を感じる(笑)

2012年10月30日

飛来

そろそろ炬燵が欲しい今日この頃…。
曇りや雨の日が続くようになってきました。

ここ笹神(というより阿賀野市ですが)では、冬を感じさせるものがいます。
毎年この頃になると遠くシベリアからやってくる白いもの…。



そう、白鳥です。

もう初飛来からはずいぶん経ちましたが、日に日にその数を増しているようです。


ここ阿賀野市の旧水原地区にある瓢湖という湖には毎年たくさんの白鳥が訪れます。
そしてそこへは多くの人が白鳥を見に行くのですが、時間帯によっては田んぼで見る方がたくさん見れるかもしれません(^O^)
白鳥たちは落穂や冬眠前のカエルや虫などを狙ってあちこちの田んぼに訪れます。
20羽程の群れでいることもあります。

目が合いました(+o+)
私の実家の方はさすがに遠いらしく、田んぼで白鳥を見たことがなかったので最初はびっくりしました。今では毎朝、通勤路にいるのを眺めながら仕事に向かいます。

白鳥がいる田んぼといない田んぼがはっきり分かれるのですが、いる方がカエルや虫もたくさんいるということなのでしょうか。


さて、農家のお仕事はというと、作業場と機械のお掃除くらいです。
本当は来季に向けて草刈りやいざらいや田ぶちがあるようですが、今大将は本職がすごく忙しいらしくそこまで手が回りません。

こないだツアー参加者の西山氏からこんな質問がありました。


「農家って冬の間なにをしてるの?」


むむむ…。

確かにわからないですよね~。ま、ざっくり言うと、兼業農家は本業。専業農家は、米だけなら除雪作業の委託。野菜をやっているところならハウスで野菜を作ったり、この辺ではブランド苺の越後姫を作るところもあるかもしれません。

除雪にかんしては、その年の降雪量によって仕事量が左右されますが、今年の冬は本当に大変だったようです!とにかく降りました(ー_ー)!!
明け方の二時とか三時から除雪作業に追われる日々で、かいてもかいてもどんどん積もる。
稼ぎはあっただろうけど過酷な毎日です。

ちなみにこれは今年の冬の我が家のハウス。

かろうじてハウスらしき部分が見えるけど、そこもハウスの上の部分です。
これですでに地面から50センチくらいは雪!
ハウスが潰れるんじゃないかと冷や冷やしました(^_^;)

わたしが知らないだけで、冬の間も農家はいろんな仕事をしてると思います。
だってあと4、5か月もすればまた米作りが始まるのですからね!

2012年10月15日

秋の匂い


先週ついに米作りツアーの最後の稲刈りが終わりました。

迎える側も企画者も、もちろん参加者も初めての試みとあって、手さぐりしながらの半年間となりましたが、本当にやってよかったと心から思います。途中余裕がなくなって迷うこともあったけど、またやりたいというのが正直な気持ちです。

さて、はさがけした稲穂もこれが見納め!
今年の作業も終わりが近づいてきました。


今日は午前中大将が柔道の大会に出かけたので、私は実家から借りっぱなしだった布団を返しに行きました。なのでついでに私の実家をちょっとばかり紹介。


青木家があるのは市内でも平地ですが、私の実家はこの通り。裏がすぐ山です(笑)こうしてみると屋根が埋もれてますが、山と部落の間には磐越道が通っているので、それなりに距離はあります!

今日はとってもいいお天気で、母自慢の花壇もキラキラ輝いています!
おすそわけのマリーゴールドが見事(^O^)
このあふれそうな花壇。かわいいですね~♪

お次はかつてのお散歩コース。今は亡き愛犬アスカとの定番コースです。
のどかだ…

春はタラの芽やわらびが採れます。

アスカはここをよくノーリードで走りました(*^^)v
昔から遊び場といえば裏山が定番。ここ小松は隣の部落と離れていたので、なおさらそうだったのかも!木漏れ日が心地よくて、遠出しなくてもちょっと観光気分を味わえましたヽ(^。^)ノ
山はまだ色づきませんが、空気がすっかり秋の匂いです。

この時期はほんの一瞬で、あっという間に冬が来ます。
阿賀野市の瓢湖という湖には、冬の使者である白鳥が続々と飛来してきています。


午後からはツアーでもお手伝いにきてくれたようこさんがまた来てくれました!心強い!
ようこさんは作業から確定申告などの事務仕事までバリバリこなすスーパーウーマン!私も将来あんな風に「デキる女」になりたいものです…。



はさがけした穂束をおろしてコンバインにかけていきます。藁は切らずに残して、堆肥作りに使用します。


残すは臼吹きのみ!
それが終わると、機械や作業場を片付けて、来年の下準備をして、あとは冬を待つばかり。
夏の辛い時期は「本当に終わるんだろうか」と毎日のように思っていたけど、ちゃんと収穫できるしちゃんと涼しくなるんです。

来年は今年と同じでは済まされないので、もっと真剣に取り組まなければいけません(+o+)


ツアー参加者の皆様、半年間ご苦労様でした。
今年はこれで終わりですが、また会えるのを楽しみにしています(●^o^●)

美味しいご飯をもりもり食べて冬の寒さに負けないようにいつも元気でいましょう!

2012年10月1日

憎いあいつがやってきた!

台風一過。

すさまじい強風と雨を連れて昨晩上陸。
寝ている間に北へと流れていきました。

先週の土曜日も常に空の様子を窺いながら、やっと稲刈りを終え、いよいよ残すところ手刈りの田んぼだけとなったこのタイミングでまさかの台風(ー_ー)!!なんて憎たらしい!


ま、言っても始まらないのでこの辺でやめるとして。


土曜日はまた臼吹きからのスタートです。
臼吹きは機械から離れることが出来なくなるので朝ごはんを交代で食べます。

私は先にいただいて、この写真は大将の朝ごはん。おにぎり一つ食べた後ですね。
さて、どこで食べているのかというと、、、、。


はい、作業場です(^O^)
パレットを積み重ねた上でもぐもぐ。中身は鮭とたらのこです。

朝ごはんといい晩酌といい、この時期家にいるよりここでの時間の方が長いんじゃないかと思うくらいです。でも外で食べるご飯って格別に美味しいんですよね~。


今日はこのパレットが大活躍。朝ごはんの後は姪っ子達のお絵かき場となります。


子供たちは裸足で米の山に登ったり小雨の中を走り回ったりと元気いっぱい!普段出来ないことをするのってとてもワクワクします。私も合間合間でお絵かき大会に仲間入りさせてもらいました。



辺り一面黄金色だった大地はすっかり寂しくなりもう冬を待つばかりといったところです。
我が家もあと一枚です。本当は金色の景色を見せてあげたかったけれど、今週末のツアーのみんなは一枚で我慢してください(^_^;)


そういえばこの前奇形と思われるカエルに出会いました。
今時期見るカエルはもうすっかり大きくなっているんですが、ふと気付くとそこにはおたまじゃくしからカエルになりたての頃よりさらに一回り小さいカエルが、、、。

珍しいなと思い捕まえてみると、なんとも奇妙な顔つき。
目が異常に大きく前に突出していて、口と鼻はよく見なければわからないほど小さくつぶれていました。写真には撮れませんでしたが絵にしてみました。
これって生態系の異常なのか、それともただの奇形なのか、、、。
小さい体で必死に逃げる姿になんだか複雑な気持ちになってしまいました。
たくましく生きてほしいです。


近年当たり前に目にした動物たちがどんどん減少傾向にあるといいます。
代表的なものがスズメです。言われてみれば最近あまり見かけなくなりました。前はうるさいほどに群れて飛んでいたのに、、、。

きっと自然破壊や環境汚染などが原因なんだとは思うけど、個体数が極限まで減らないと人間は異変に気付かないものです。佐渡の朱鷺だって昔は害鳥とされ多くが殺されたそうです。それが今は天然記念物だっていうからこれほどバカげたことはありません。
スズメやアマガエル、カラスにトンボ、こういった生物がいなくなったらいよいよ人間も終わりなんじゃないかと思います。

なんだかトーンダウン、、、(+o+)


気を取り直して今週末はいよいよ最後の稲刈りとなります。
長いようで短い田んぼの一年が終わりを迎えます。そしてまた次の一年へ、、、。


稲刈りツアーに参戦するみなさん、体調管理だけはしっかりと!残念ながら参加できない人達の分まで思いっきり刈りまくって、そして米を食べ、語り合いましょう(^O^)

お酒もね(笑)

2012年9月24日

張込。乾燥。臼吹き。

季節はすっかり秋です!
一週間前まで暑い暑いと言っていたのに、日中でも涼しく感じるようになりました。昨日は一日雨模様。稲刈りをする予定でしたがお預けです。

ブログもすっかり怠けてしまいました(;_:)
さて今日は刈り取った後のお米の流れについてです。



これが我が家の乾燥機です。50石を二台!
個人のものとしてはかなり大きいとのこと。
まずはここに米を送ります。これが張込という作業になります。
コンテナ側にセット!

反対側は乾燥機にセット。

コンテナから米がどんどん送られていきます。
この作業単純に見えますが手順を間違うと大変なことに(ー_ー)!!
今回その大変なことをしでかしてしまいました…。一気にコンテナの米を入れてしまい機械に負荷がかかりすぎて止まってしまい稲刈り中の大将を呼び戻すことに(;_:)無駄な時間を使わせてしまいました。


乾燥機がいっぱいになると指定された水分になるまで米を乾燥させます。
その後貯蔵庫へ送られます。この時米はまだもみ殻をかぶったままです。

次はもみをとって玄米にし、袋詰めをする作業「臼吹き」です。

これが臼吹きセット(●^o^●)


まずはこの機械で米の選別ともみ殻を取る作業が行われます。
ゴミや中身のないもみなどは家畜の飼料となります。

ここでは一時間に約25俵、重さにして約1500kgの米が次々に袋の中へと送られていきます。ここでさらに米の選別が行われ、青米や割れたものは別の人生を辿ります(ー_ー)!!

新米のパリパリの袋からもれた米たちはしわしわの古い袋へ…。
その名も“くず米”
低価格で納められます(+o+)
こうして選ばれし24年度産の新米は袋詰めされます。
この袋には、生産者と産地、米の規格などが記されるんですが、これらもみんな手作業で行われます。そこでスタンプ押しとシール貼りの助っ人が来てくれました(^O^)
水野さん母娘と姪っ子たちです!

真剣な表情(*^^)vちゃんとお手伝いできるようになりました!

最後に袋を閉じて完成です!
この閉じ方がネックなんです!大将がやるといとも簡単にたたまれて折り目も美しいのですが、実際やってみるとしわくちゃになったり捻じれたり。ここでも経験の差を思い知らされました。
なんと美しい折り目だこと!!!
イマイチ!
この臼吹きが終わらないと乾燥機が空かないため、次の稲刈りも出来ないのです。そのために日付が変わるまでひたすら袋を縛り続けることもしばしば、、、。こないだは二時までしていました。そんな時は飲まなきゃやってられんということで作業場が晩酌所になります(笑)

これも兼業農家の定めなのか、、、。


山のように積み上げられた米たちは、出荷を待つばかり。
皆さんの食卓に着く日もそう遠くはありません(*^_^*)