2013年5月23日

二年目を終えて



先週末、今年で二年目を迎える青木家田植えツアーが行われました。
天気にも恵まれ、無事に二日間を過ごすことができました。


私はこの度お腹が重いので農作業は免除(*^^)v
その分、寝床と食事、おやつに力を入れました!

と言っても口ばっかり一生懸命動かして、水野さん母娘をこき使ってしまいました!
昨年同様快く二日間フル参加していただき本当にありがとうございました(^O^)

また、すっかりおなじみになったひさしを始め、今年は新たに助っ人がたくさん来てくれて
とにかく感謝の一言に尽きる、そんなツアーとなりました。

そしてなにより、わざわざ泥だらけになりに来る参加者メンバーに「ありがとう」
以前も言いましたが、参加者あってのツアー実現なのです。

そして毎回期待を裏切ることなく、たくさんの出逢いと笑いを提供してくれます。
ご飯をたくさん食べ、子供のようにはしゃいで、笑顔で帰っていくその姿をみて、やってよかったなという気持ちになります。

本当は私も田んぼで一緒にワイワイしたいところですが、私には私のやるべきことがあるのでそこは我慢!おかげでアップする写真もないので、楽しい現場の様子は実行委員長の剛に任せるとします(*^_^*)



さて、二日目に草取りをした不耕起の田んぼは、先日仕事が終わってから田植えが行われました。


もう日も暮れかけた夕暮れに始めた田植え。


結果、、、、、。

前代未聞のナイター田植え!!!!!!

あるのは二台の軽トラのライトだけ、、、。

おとなりの佐藤さんが見かねてお手伝い。
じつはやりたくてうずうずしていたのですが(●^o^●)
まあ、なんとか植えたものの、欠株だらけの穴だらけ。
今日の夕方やっと穴植えが終わりました。


田んぼにはおたまじゃくしやらヤゴやら生き物がい~っぱいヽ(^。^)ノ
仕事しながらの生き物調査ということで一石二鳥です!


田植え後の寒さで成長が心配されていた苗も、しっかり根を張り色も濃さを増してきて、ささかみ全体が新緑に包まれてきました。すっかり初夏の景色です。


これから苗とともに私のお腹もどんどんでかくなり、収穫が終わって田んぼがペタンコになる頃私のお腹もペタンコになります。

農家の嫁って感じです(笑)よく出来てる!

無理せず楽しすぎず、この期間を楽しみたいと思います(*^_^*)

2013年5月13日

不耕起


草ぼうぼうの田んぼに浮かぶ苗。

今年新たな取り組みとして「不耕起栽培」なるものを始めた大将。
まだ寒さ残る春先に、農協の職員と地元の若手農家さんとで、長野県高山村という地へ訪れた時に不耕起栽培の話を聞いてきました。

不耕起とは、読んで字のごとく耕さないということ。
つまり、田植え前に行う「田打ち」と「代掻き」をやらずに、昨年の稲刈り後の田んぼにそのまま苗を植えるということなのです。

もちろんコンバインのタイヤ跡や草がそのままの状態(ー_ー)!!
株跡に重ならないように植えるということです。


メリットとして一つ目は、単純に作業の短縮をするということ。
そしてもう一つ、雑草の抑制効果があるというのです。
なんでも雑草というのは、土を耕すことで、土中の種に成長のスイッチが入るらしいのです。それを眠ったままの状態で田植えをすることによって、成長を緩くする効果があるそうです。
無農薬の田んぼにとって草は最大の問題。これが本当なら素晴らしい!

デメリットとして考えられるのは、収量が望めないということ。
ただでさえ無農薬というのは慣行栽培よりも収量が少ないものです。
不耕起の田んぼは土も固かったり平らでないため、ちゃんと根が張らずに浮いたり育たなかったりすることもあります。また、雑草が全く生えないわけではないので、栄養を取られかねません。


と、口では言うものの、なんせ初めてなのでこればかりはやってみないと何とも言えません(^_^;)
約五か月後に答えが出ることでしょう!



先週末やっと田植えが終わりました。
上の写真は金曜日の夜に暗闇の中黒酢を撒く姿。怪しい(笑)
フラッシュをたいているから見えますが実際は真っ暗です!

日曜日は私も機械に乗って田植えをしました(^O^)
我ながらなかなか上手かったと思います!



やっと気温も安定してきて風邪も治りました!
今週末の田植えツアーも頑張ります(*^_^*)

2013年5月8日

再びの寒さ

GWが終わりました。

5、6日の二日間でなんとか予定していたこがねもちとこしいぶきの田植えが終わりました。
お天気が心配されましたが、5日は晴れ。しかし風が強く一日中風に吹かれっぱなしでなんとなく疲れる日となりました。6日は朝から強い風が吹いていて、降るな~と思っていたら案の定午後から降ってきて肌寒い日となりました。


田んぼのあちこちにトラックや田植え機、そしてたくさんの人の姿があり、またこの季節が来たなぁと感じました。我が家もたくさんの助っ人とともにバリバリ植えます!

水野さんに運転の仕方を教えています

子供たちはお花に夢中

箱が空いたらせっせと箱洗いのお手伝い!

今年は長引く低温で苗の発育が不十分でした。
そのため根の張りが弱く背丈も短め。そこに加えて強い風が吹いたため、植えた後に抜けて水面に浮かぶ苗が多く見られました。

昨年は雪こそ多かったものの、気温の上昇が急激だったため苗はぼさぼさと大きくなりすぎるほどでしたが、今年は雪が少なかったのにいつまでも寒い日が続いて苗は発育不良。
気候を読むのはそう簡単ではないので、農家はほんとに大変です!


植えてしまった以上、あとは苗の生命力を信じるだけです(^O^)




この時期、山々にはまだ雪が見られ、これから新緑が増えていくと、山の残雪と地上の緑がとっても美しい風景が見られます。私の大好きな風景の一つです(*^_^*)こんなふうに天気がいいとその美しさは格別!


水野さんちの春香ちゃんと、大将の姪っ子の彩ちゃんはすっかり大人になって一生懸命お手伝い。

苗箱を洗うその後ろ姿はもはやちいさな職人です。
二日間本当にお疲れ様でした!



今週末は残すコシヒカリの田植えです。
大将は再び代掻きに追われる毎日です。


そしてその翌週は二回目のツアーの第一弾「田植え」です!
今回さらに新メンバーが増えるということで楽しみです!そろそろ布団運びをしなくては。

と、その前に最悪のタイミングで私を襲ったこの厄介な風邪を撃退しなくては(ー_ー)!!

2013年5月3日

菌ってすごい!

もう五月だというのに一向に暖かくならないのはどういうことでしょう!
今年は雪こそ少なかったものの、いつまでも気温が上がらず苗の育ちもとても心配されました。

我が家はGW後半に予定している田植えのため、日夜トラクターを乗り回す日々が相変わらず続いております。

それと並行して、今年また新たに始めたことがります。

竹パウダーに米ぬかを混ぜて、そこにミネラル酵素を加えて肥料を作るというものです。
それぞれを単体で使用することもできますが、それを発酵させることで更なる効果を期待しているわけです。


米ぬかに

竹パウダー投入!

酵素を入れたらひたすら混ぜる!


このミネラルたっぷりの「ミラクル酵素」、、、、。
果たしてその力はいかなるものか?


撹拌してビニールをかぶせしっかりと保温すること三日後、、、、、。




見てくださいこの蒸気!外からでも温かいのがわかりましたが、中心部にいくにつれて温度はさらに上がり、40度以上にもなるほどでした。

近所のおじさんの話では80度にまで上がるとのこと\(◎o◎)/!
菌ってほんとに生きているんだなあと改めて感心しました。

後日農作業に訪れた水野さんの話では、発酵には空気を含んで熱を出す発酵と、空気に触れない嫌気発酵という二種類があるということです。
今回のは前者に当たるわけですが、田舎ではよくある、藁や生ごみ、堆肥などをミルフィーユの様に重ねて肥料を作るのが後者になるわけですね。

発酵と聞くと熱を出すというイメージでいたので勉強になりました(^O^)


さて、今年二回目となる我が家の米作りツアーもあと二週間と迫ってきました。
たくさんの参加をお待ちしてます!

糸蚯蚓の石塚さんのところに今年も新しい命が誕生しました。

真っ白な子ヤギ!なんていう可愛さ(●^o^●)
この子たちにもきっと会えると思います。お楽しみに!