2014年1月30日

竹パウダーのその後~熱につられて


28日、3度目の撹拌を行いました。温度は54℃を保っています。
掘り起こすといつものようにもくもくと湯気が上がり作業場の中はホカホカと温かくなります。

表面には相変わらずびっしりと水滴がつき、所々に白いカビが見えていました。
上っ面部分の塊を足で踏んで細かくして、むらの無いように再度混ぜ合わせます。

山の一角におかしな穴が(ー_ー)!!
猫の頭ほどの穴ですが、奥はそれほど深くなく、中には何もいません。

でも明らかに誰かが掘った穴、、、、。


もしやもしやと思いながら作業を進めていると、コンパネの近くをスコップで掘った瞬間!

「チチーッ」


\(◎o◎)/!

いました!姿は見えずとも間違いなくネズミの鳴き声。
どうやらコンパネと壁の隙間に潜んでいるようです。竹パウダーの発酵熱につられてきたようです。

それもそのはずここは外だというのに暖かいのです。作業を終えた大将の額には汗がびっしょり。



きれいにならして今日の作業は終了です。


2014年1月24日

竹パウダーのその後~2度の撹拌


先週作り始めた竹パウダー肥料ですが、中では順調に発酵が行われているようです。
スコップを入れたところからモクモクと白い湯気。色は白っぽいものから茶色へと変化していました。中の温度は46℃!あっついお風呂です。あっつくて入れませんが(^_^;)
外で寒いはずなのに足元がぽかぽかしてきます。

いつの間にか作業場は湯気が充満して真っ白!


断面はこんな感じです。温度の低い表面は白いまま、中に向かう程色が濃くなっているのがよくわかります。地層を見ているようです。

 



さて、この5日後、、、、。なにやら異変が(ー_ー)!!
中の蒸気が表面に水滴となって残ってしまいました。ポツポツと白くかびているところもあります。
このままではまずいと、すぐさま2回目の撹拌です。最初は1週間に一回の予定でしたが、この様子だと頻度を上げないといけないようです。
 

中は前と同じく発酵が進んでいて、なんとその温度55℃!ちと高すぎるようにも思えますが、なんせまだ2回目、手さぐりなので、大将は自分の本能と体で感覚をつかんでいきます。雑誌や先輩から得るのはあくまできっかけ。あとは思うがままに突っ走る!それがこの男です(笑)


湯気がものすごい勢いで湧き上がり、それに比例して大将の額には汗がにじみます。
壁に設置したコンパネも発酵熱で染みた部分がくっきりとわかります。

今回のことを踏まえて、高さをそろえ発酵が均一に進むようにしました。前回は山積みにしていたので表面積が大きく発酵が行われなかった部分が広く出てしまいました。なおかつ、撹拌の感覚を1日つめて、その後少しずつリズムをつかんでいきたいと思います(^O^)

 

2014年1月17日

冬散歩

朝から雪が降ってましたが午後から日が射してきたのでちょっと散歩に出かけました。

江の水は透明で静まり返り、いるはずの生き物達はすっかり気配を消していました。春になればまた顔を出してくれるのでしょうか?

国道を渡り、無農薬の田んぼへ。
マリーゴールドの枯木が雪の上に頭を出しています。遠くの山は積もったばかりの雪が粉砂糖のように見えます。

新潟の冬には珍しい青空と日射しの中、一時間ほど歩いてきました。

先日作った竹パウダー肥料はまだひんやりとしていますが、奥のほうは発酵が始まっているのでしょうか?

穏やかな午後です。

2014年1月14日

継続は力なり


日曜日は集落のさいの神でした。先週末から冷え込みがきびしく、雪は降らなくとも寒い寒い毎日です。この日も雨雪と強い風が吹き付け、じっとしてると足元からぐんぐんと冷えてきます。

男性陣お疲れ様です(ー_ー)!!
努力の甲斐あって例年にないほどのきれいな形のさいの神が出来上がりました。
皆さん満足の表情。


煙を上げて燃え上がります。周りでは出来立ての豚汁とお神酒が振舞われました。
寒い中でもたくさんの人が参加して、餅やらスルメやらをあぶったり暖をとろうとギリギリまで近づいてみたり。一年の始まりを感じる風景です(*^_^*)



翌日は仕事始め!昨年に続き竹パウダーをもとに肥料づくりをします。
今年は小屋の一角にコンパネを張り、肥料作りスペースを設けました。作る量も昨年の倍以上!


約80キロの竹パウダーに半分の約40キロの米糠をいれ、そこに発酵菌であるミラクル酵素を1キロ。この割合で合わせたらあとは十分に混ぜ合わせます。スコップで混ぜるのは地味で大変な作業ですが、この撹拌が一番大事な作業です。

なんとこの作業を繰り返すこと10回転(+o+)午前中いっぱいかけて山盛りの竹パウダー肥料の素が出来上がりました。

近所の若手のかいじ君もお手伝い。今年から自分の家でも無農薬を始めるそうで、この肥料作りから参加します。




この後はだいたい一週間に一回のペースで撹拌をします。
発酵熱がどれくらい出るか、しばらくは様子を見ることにします(^O^)

そしてもう一つフレコンに入った竹パウダーがあるのですが、これには昨年から取り入れているラジウム石を粉状にし、さらに米糠も混ぜて違うパターンの肥料を作る予定です。

追記:昨年見事金賞を頂いた“きたの越後金賞米コンテスト”は、残念ながら入賞を逃してしまいました。が、初めてうちのお米を食べた方に「とってもおいしかった!」と言われました。
毎年同じものが出来るようになるにはまだまだ努力と研究が必要なようですが、たくさんの人に美味しいと言ってもらえるように、さらに頑張っていきたいと思います(*^^)v
 

2014年1月2日

2014年

あけましておめでとうございます。
雪も少なく穏やかなお正月です。

本当は年内に書こうと思ったネタですが、どういうわけか忙しくもないのに今頃書く始末。

年末も相変わらず農作業をしていたわけですが、この時期はひたすら片付けに追われています。家の大掃除はろくすっぽしませんが、作業場と農機だけはきれいにして終わりたいようです。

秋に渠の工事のために大量の籾殻を田んぼに入れ、その袋もそのままになっていたので袋の回収をし、大豆あとのたぶちで汚れたトラクターを洗い、家の周りに瓦を砕いた砂利を敷き詰め,,,。

それでもまだまだ終わらず、スッキリと仕事納めとはなりませんでした。

そんな中意外な収穫もありました。暗渠の工事で土を掘り返した際に、どういうわけか巨大な流木が出てきました。昔川だったのか、洪水で流されてきたのか不明ですが、その大きさは大将とほとんど違いないくらい大きいもの!

捨てるのは手間だし、もったいないということで、江に入れることにしました。生き物の棲みかになればいいと思います。